2016-10-29(Sat)

手技療法と脊椎・骨盤矯正

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見誤ってはならない背中の痛みを発生する病気。
急性圧迫症状を伴う骨の症状や骨髄AVM破裂が原因のクモ膜下出血、膿胸、感染性心内膜炎、胆のう炎、総胆管結石、急性膵炎、腎盂腎炎、大動脈解離、腹部大動脈瘤、腎梗塞、急性の溶血反応などがあげられる。外科的疾病病変で見逃してはならないのは脊髄の圧迫を伴うものがあります。
脊髄の圧迫は膀胱障害・直腸障害で区別するといい。しびれ位では神経根症状の起こっている可能性が高い。麻痺があるケースだと腰部(ようぶ)の疼痛は主訴にならない。
突然の手術となるのは脊髄圧迫による脊髄損傷と馬尾症候群、腹部大動脈破裂と急性大動脈破裂があります。
初診時は背中の痛みは内科的な病気を見落とさないようにすれば好い。
整形外科的な疾患ならば過去の病気(急性、慢性)や稼動域の制限(制限が無いケースでも疼痛変わるのかなど)、骨をタップした時の痛み、ラセーグ徴候、X線を観れば診断が着くことが沢山ある。
さらに、整形外科的疾患であるならば発熱、寒気とかはだいたい存在しないことが多い。
No.51
緊急性は無くても注意するべき疾患
癌の骨への転移や腸腰筋の膿瘍、椎間板の障害、背骨の圧迫骨折、脊柱管狭窄症、などがあげられる。上下の椎骨同士が接し、後根神経節をかんで強い振動痛や夜の痛みが出現する椎間孔の狭窄もここのところ腰痛患者から注目されています。
No.52
神経学的診察
脊柱、脊髄疾患が想定されたときは神経学の検査の知識を利用して解剖学的な診断やCTやMRIをする必要性がある。
下肢への放散痛があるケースは椎間板異常が疑わしくなる。
椎間板の病変は90%くらいがL4/L5椎間板か腰椎5番・仙骨1番椎間板に発生すると言われている。
背骨・脊髄の解剖学的な特性からL4/L5椎間板障害原因ならL5だけの症状かL5とS1の異常が考えられ、L5/S1椎間板の症状仙骨1番だけの異常となる。異常神経根を探すには知覚、筋力、反射を検査するべきである。
No.53
反射
膝蓋腱反射:L4神経根が大きく関連している。これが低下すればL4機能障害などを考える。
アキレス腱反射:S1神経根が関係している。
これが機能低下すれば仙骨1番神経機能障害などを疑う。
No.54
知覚
L4。脛骨稜(すね)の内側。
腰椎5番。脛骨(スネ)の外側。
第1指と第2指の間。
仙骨1番:足のうら、外くるぶしの下。
No.55
筋力
L4:足首の関節の内反と背屈。
腰椎5番、足趾の背屈。
S1、足首関節の外反と底屈、足の指の底屈。
前述のような神経学的検査により解剖学的判断をすることができる。より定性的なテスト方法としては神経根症状を診る誘発試験などが有用です。特に使えるのがラセーグテスト(ストレート・レッグ・レイズ・テスト)とというテスト方法で仰臥位(ぎょうがい)の状態で膝を曲げない状態にして下肢を持ち上げる。
お尻~膝の下に痛みを訴えたら腰椎5番,S1の神経根症状ありということになる。
持ち上げた脚の反対の方が痛みが出ることがありクロスSLRという。
FNSテストといわれるものもあり腹這の姿位で膝の関節を曲げて下肢をもちあげる検査。
L3,腰椎4番の神経根が圧迫されていると大腿部前面に痛みがはしる。
No.56
鑑別診断
下肢の放散痛がでているケースに椎間板の損傷ではないそれ以外の原因を可能性を考慮する必要がある。頭に置く部位には骨盤・股関節である。
股関節の病態のときは股関節ががいせんでこうしゅくことがたいはん、仰臥位で内旋障害が出るケースが多い。
骨盤の病変、とくに仙腸骨関節を観るにはニュートンの試験が必用であります。この検査方法は仰向けで寝た姿勢で腸骨を左右の後ろへ押圧し、恥骨を後ろへ押圧する、次に腹這いで仙骨を圧迫する検査法です。
痛みを訴えたら陽性で仙骨の疾病が可能性を考えることができる。
No.57
治療
レントゲンやCTやMRIで確定診断が着いた場合は手術の対応などが考慮されるが、急性腰痛症のみの確定診断の場合は以下の対処方法が考慮される。
基本的には筋肉を鍛えて、痛くならないようにすること以外対処法がなく、サポートをすることのほかににできることはない。
動かないようにしていれば体が持っている自然治癒によって21日間ほど-3ヶ月以内に自然に治るケースが大半である。
しかし、動かないようにできず完治しないうちに作業などを再開したことで再度傷めてそれが要因になり慢性化してしまう状況も多くある。
手術が必須なのはひどい症状の椎間板の損傷(脚の感覚鈍麻や麻痺症状の重い症状のもの)や癌とかがあるケースに適応です。強烈な症状の「急性腰痛症」の為、治療方法、施術法は安静にして経過を観察するか、安静+鎮痛剤+湿布(パラセタモール、非ステロイド性抗炎症薬)といったくらいで消極的なやり方が普通であります。




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