2016-11-20(Sun)

骨格矯正と整体

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見誤ってはならない腰背部の痛みを発現する疾病。
急性の圧迫病状を伴う骨の病態や骨髄AVM破裂が原因のクモ膜下出血、膿胸、感染性心内膜炎、胆のう炎、総胆管の結石、急性のすい臓炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)、大動脈解離、腹部大動脈瘤(ふくぶだいどうみゃくりゅう)、腎梗塞、急性溶血反応らが考えられます。整形外科的疾患で見誤ってはいけないのは脊髄の圧迫を伴うものです。脊髄圧迫は膀胱障害・直腸障害で鑑別すると良いといわれています。しびれ程度では神経根症状の可能性の方がたかい。
麻痺の見られる状況は腰部(ようぶ)の疼痛が主訴にならない。緊急の手術になるのは脊髄の圧迫で生じた脊髄損傷または馬尾症候群、腹部大動脈破裂と急性大動脈破裂(きゅうせいだいどうみゃくはれつ)です。初診時に、腰背部痛は内科的な病態を見のがさない為に気をつければ好いのである。
外科的な病変ならば既往歴(急性慢性)や稼動域の制限(制限がなくても症状増加・減少するのかなど)、骨を叩いた時の痛み、ラセーグ徴候、レントゲンによる検査を見れば判断ができることが多い。さらに、外科的疾病であるならば熱、悪寒などは原則としてない。
No.51
緊急性はないけれども注意してほしい疾病
癌の骨転移や腸腰筋の膿瘍、椎間板の損傷、脊椎の圧迫骨折、脊柱管の狭窄、があげられる。
上と下の椎骨がぶつかり、後根神経節をかんで激しい振動痛や夜間の痛みが出現する椎間孔狭窄症も最近腰痛治療で注目されているようです。
No.52
神経学的診察
脊柱、脊髄の疾患が想像できたときは神経学の検査の知識を利用して解剖学的な診断やエックス線やMRIをする必要があります。
下半身へ広がる痛みがあるときは椎間板異常の見込みが出てくる。
椎間板病変は90パーセントくらいがL4/L5椎間板かL5・S1椎間板に出ると言うことです。背骨・脊髄の解剖的な特性から腰椎4番・腰椎5番椎間板障害であった場合L5のみの異常かL5とS1の症状が考えられ、L5/S1椎間板の症状仙骨1番だけの異常となります。
異常神経根を探し出すには筋力、反射、知覚を調べるべきです。
No.53
反射
膝蓋腱反射。L4神経根が関連している。
この神経が低下すれば腰椎4番障害などを疑う。
アキレス腱反射。S1神経根が大きく関っている。この神経が低下すれば仙骨1番機能障害を考える。
No.54
知覚
L4。脛骨(スネ)の内側。
腰椎5番:脛骨(スネ)の外側。
第1指と第2指の間。
S1。足裏、外くるぶしの下。
No.55
筋力
L4。足関節の内反と背屈。
腰椎5番、足趾の背屈。
S1:足首の関節の外反と底屈、足趾底屈。
前述のような神経学的検査で解剖学的判断をすることができる。さらに定性的なテストとしては神経根症状を観る誘発診断が使えます。一番使用されているのがラセーグ検査(SLRテスト)というものであおむけの姿勢で膝を伸ばした状態で下肢を挙上する。
お尻~膝下に疼痛を訴えたらL5,S1の根症状を持っている証拠になります。挙上した脚の反対の方が痛みがでることがありCrossed SLRと言います。FNS診断といわれているものもありうつぶせの姿勢で膝関節を曲げて脚をもちあげる検査。
腰椎3番,L4の神経根が侵害されていると大腿の前面に痛みが見られる。
No.56
鑑別診断
下肢の放散痛を感じる場合に椎間板病変以外の疾患を疑う必要性がある。考慮する部位には股関節・骨盤などである。
股関節の疾患のケースは股関節が外旋でこうしゅく状況たいはん、あおむけで内旋障害が出ることがたいはん。
骨盤の疾患、とくに仙腸骨関節を診断するにはニュートン・テストなどが有効です。
このテスト方法は仰向けで寝た姿位で腸骨を左右の後ろへ圧迫し、恥骨を後ろへ圧迫する、さらに腹ばいで仙骨を圧迫するものである。
痛みが出現したら異常ありで仙骨病変が想定できる。
No.57
治療
CT検査やMRI検査で判断がついた時は外科的処置の対応などが考慮されるが、急性腰痛症のみの診断のケースは以下の治療法などが考慮される。
基本的には運動能力を鍛えて、痛くならないようにすること以外方法が無く、腰のサポートをすることの他ににできることはあまりない。 体を使わないようにしていれば身体の備える自然治癒で21日間ほど~3ヶ月以内に自然に好くなる場合がほとんどです。
だけれども、動かないようにしていられず改善しないうちに作業などを再開することで再度発症してそれが原因で慢性化している事例もめずらしくない。
外科的処置が必須なのは症状のひどい椎間板異常(脚の感覚鈍麻や麻痺症状のひどいもの)や癌がある時に適応。激しい痛みの「急性腰痛症」の為、治療・施術法には安静にして経過観察するか、湿布、鎮痛剤、安静(パラセタモール、非ステロイド性抗炎症薬)ほどで保存的な処置方法が普通です。




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